パンくず

植物の効用

 大阪大と医療用具開発ベンチャーのエム・エム・ティ−(大阪市)が共同開発した「頭髪用のサプリメントが朝日新聞(08.6.5)に載っていた。
 実に興味深い、大いに関心を集める記事ではないかと思う(特に男性で頭髪に悩んでいる者らにとってである)。
 その記事によると、サブリメントの主成分に男性型脱毛症の進行を抑える働きがあることを、同大の富田哲也助教らの研究チームがヒトの細胞を使った実験で確かめた。
 東京で6月6日開かれる日本抗加齢医学会総会で発表する。
 この成分は、発熱などに効くとして古くから愛用されてきたハーブの一種、夏白菊=写真=から抽出した「パルテノライド」。近年の研究で、がん転移や様々な炎症を引き起こす司令塔役のたんばく質「NF−kB」に結びつき、転移や炎症を抑える働きがあることが分かっている。
 研死チームは、この成分のリウマチや関節炎に対する作用を調べている最中に脱毛症への効果を見つけた。リウマチ愚者に与えたところ、痛みが和らいだうえに「髪の毛が太くなったり、薄くなった頭頂部にうぶ毛が生えたりした」(富田助教)という。額の生え際や頭頂部の毛が薄くなる男性型脱毛症の原因物質は、男性ホルモンの一種「ジヒドロテストステロン<夏白草
span style="color:#ff0000">文字色」(DHT)とされる。DHTの生成には「NF−kB」がかかわっており、パルテノライドがその働きを抑えることで、脱毛症の進行が抑制されると研究チームはみている。
 富田助教は「従来の脱毛症薬とは異なる、NF−kBという治療のターゲットが見つかった。新たな治療法への応用が期待できる」と話す。 

 実は植物が人間社会に大いに貢献していることは、数多くあるであろう。植物と言わず野菜の豊富な種類を上げるまでもなかろう。ドイツを旅行していて、二階建ての家屋のベランダに、色々の花を付けたゼラニュームの鉢が並べてあった。これは独特の匂いで家の中に蝿や虫が入らなくしているのだと初めて聞いた。日本では余り知られていないことである。

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